埼玉県草加市・東京都の駒沢公園・曙橋で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉です。
皆さんは、胸を張って、生活をしていますか?
別に仕事に自信を持ってとかという意味ではなく、普段の姿勢に関してなのですが、いかがでしょうか?
クライアントの方で、普段の姿勢が猫背で、肩こりになりがち・・・それを改善するために普段の姿勢を意識している方もいらっしゃるのですが、僕はこのような意識を持ちずぎるのは、おすすめはしません。
なぜなら、その姿勢によって肩こりを改善出来なくなっているからだと考えるからです。
胸を張るときに、どこに一番力が入っていますか?
なぜ、胸を張りすぎることで、猫背肩こりを改善出来なくなっているのか?
皆さんは、胸を張るときに、どこに一番力が入っていますか?
きっと、多くの方が、肩甲骨を寄せようとするので、肩甲骨付近ではないでしょうか?
肩甲骨を寄せようとすることで、肩甲骨付近にある筋肉が収縮します。
・僧帽筋
・菱形筋
・広背筋
これ以外にもありますが、それを細かく書いてしまうと時間が足りませんので、この3つに絞らせてもらいます。
この3つの中で、僧帽筋という筋肉ですが、これは細かく分けると、上・中・下部というような分け方が出来ます。
この3つの部位の中で、どうしても胸を張りすぎてしまうと、上・中部に多くの方が力が入りやすいように感じます。
胸を張ろうとすると・・・
実際に肩甲骨を寄せて、胸を張ろうとすると、肩甲骨以外に肩の上部に力が入っていませんか?
どうしても胸を張ろうとすると、最後、少し肩をすくめるような力を入れやすいのです。
私のクライアントの方にも、改めて、このような姿勢を取ってもらうと、このように感じる方がほとんどでした。
実は、胸を張って猫背を改善しようと胸を張ることで、逆に肩に力が入ってしまい、肩こりを改善出来なくなっているのです。
胸を張りすぎないようにした姿勢とは?
ここまでは、胸を張りすぎると肩に力が入ってしまい、肩こりになってしまうことをお伝えしました。
次は、胸を張りすぎないようにした姿勢をどうすれば作れるのかをお話ししていきます。
まず、皆さんの立ち姿勢と僕の理想の立ち姿勢をここで少し擦り合わせていきたいと思います。
皆さんは、立った時の姿勢を横から見たときに、耳たぶの下に以下のどの部分が来ていますか?
・肩の出っ張り(肩峰)
・肩の後ろ
・胸と肩の付け根
私が姿勢をチェックする際に見ているのは、耳たぶの下に肩の出っ張り(肩峰)がきているかどうかです。
実は、この2点が地面に対して一直線上に並ぶのが理想といわれています。
猫背の肩の場合は、耳たぶの下に肩の後ろの部分。
胸を張り過ぎている人は、耳たぶの下に胸と肩の付け根がくるように位置関係になっているはずです。
まずは、鏡やスマホの写真を取って、耳たぶの下に肩の出っ張り(肩峰)がきたときに、どんな力の入り方なのか?またどんな肩の引き具合なのかなどを感覚としてチェックしてみてください。
これを習慣化し、日常のちょっとした瞬間にチェックをして、姿勢が崩れるのを修正してみてみましょう。
猫背肩こり改善ストレッチ
普段の立ち姿勢は、分かって頂けたかと思います。
最後に、この姿勢を作る・維持するためのストレッチをご紹介します。
ここでは2つのストレッチをご紹介します。
猫背肩こり改善ストレッチ その1
①両腕の指先を耳の横に持ってくる
②そこから肘を外に広げるように胸を開く
③開いた状態を15〜20秒ほどキープする
④このストレッチを3〜5回繰り返す
猫背肩こり改善ストレッチ その2
①横向きになり、膝を曲げ重ねる。腕も真横に左右重ねる。
②脚が開かないように、重ねた上の腕を半円を描く様に身体を捻りながら寝返る動作をする。その際に、腕全体を外に向かって引き延ばすように動かす。
③胸を開ききった状態で、ストレッチ感を出しながら15〜20秒ほどキープする
④このストレッチを3〜5回繰り返す
以上となります。
猫背肩こりを改善するのは、胸を張りすぎるのは良くはありません。
何事も適度な状態がいいと私は考えますので、今日お伝えしたことを試してみてください。
今日、ご紹介した内容は、猫背肩こりを改善していくための1つの方法です。
これで改善できない場合は、違ったことからアプローチしていき、改善していく必要性があります。
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