埼玉県草加市・東京都の駒沢公園・曙橋で活動している肩こり腰痛・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@kugayamatomo)です。
皆さんは、前鋸筋という筋肉を知っていますか?
メジャーといったら変ですが、力こぶの上腕二頭筋やお尻の大臀筋といった筋肉と比較すると、きっと知名度はないと思われる筋肉です。
しかし、肩こりを改善していくためには、この筋肉に注目していくことも大事になってくるのです。
前鋸筋って、どんな筋肉?
まず前鋸筋という筋肉は、どこにあるのでしょうか?
前鋸筋は脇の下にある筋肉です。
画像だけ見ると、肩甲骨の外側からスタートしている様に見えますが、実は違うんです。
さらにこの画像をみてください。
肩甲骨を半透明にした状態のものですが、この画像だと前鋸筋がどこからついているか分かりますね。
肩甲骨の内側からついており、肋骨と肩甲骨の間を通り、最終的に肋骨に付着しているのです。
そして、前鋸筋という筋肉は、主に肩甲骨と肋骨の動きに作用します。
・肩甲骨:外転、上方回旋(外に広がりながら挙る)
・肋骨:(肩甲骨の動きを出さない場合)肋骨を挙上
実際に脇の下を触っていただくことで、この筋肉に触れることができます。
ちなみに前鋸筋の「鋸」は、「のこぎり」とも読みます。
鋸の刃の様な形をしているからだといわれています。
前鋸筋と肩こりの関係
では、この前鋸筋と、肩こりがどの様な関係にあるのでしょうか?
先ほど前鋸筋の作用(働き)をお伝えしましたね。
特に、肩甲骨の動きで、肩甲骨を前に引き出す動きの外転が上手く出来なくなると、肩甲骨を後ろへ引きやすくなります。
肩甲骨を後ろへ引くと胸を張ります。
胸を張ることは、姿勢としてもいいだろうし、肩こりとは、あまり関係なさそうに思えます。
しかし、胸を張るだけならいいのですが、それが長時間継続されてしまうと、背中や肩といった筋肉が緊張しっぱなしになります。
その様な状態になってしまうと、筋肉は張り、それが結果的に肩こりとなって感じてしまうのです。
つまり、この前鋸筋に刺激を入れていき、胸を張りすぎない状態を作っていくことで、肩こりを改善することで出来るのです。
また、予防にも繋がってくるのです。
では、この前鋸筋をどの様にして刺激を入れていけばいいのでしょうか?
それは、次回ご紹介しますね。
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